後世に伝え残したい記憶〜プロ野球、1967年オールスターゲーム

第1戦のMVPは、近鉄バファローズの若き主砲・土井正博


第2戦は、この年より黄金時代に突入することになる阪急ブレーブスの主砲・長池徳二がMVP。


第3戦は、東映フライヤーズ張本勲とともに3・4番コンビを組むこれも若き主砲・大杉勝男がMVP。


パシフィックリーグのあるいは、プロ野球の若き主砲達が大活躍をみせ、経験豊富な南海ホークスの不動の4番打者・野村克也も活躍をみせた。


『人気のセ、実力のパ』と言われた時代、セントラルリーグ読売ジャイアンツがリーグ優勝・日本シリーズ連覇を重ねる時代にパシフィックリーグ400フィート打線が実力を遺憾なく発揮。


この年のオールスター戦は、鶴岡一人南海ホークス監督率いる全パ(オールパシフィック)の3連勝となった。


全セの長嶋茂雄王貞治や全パの野村克也張本勲、投手では金田正一村山実江夏豊小山正明鈴木啓示池永正明などスーパースターの並ぶセ・パ両陣営だった。