後世に伝え残したい記憶〜プロ野球、ヤクルトスワローズ黄金時代への

この野村克也監督時代のヤクルトスワローズ投手陣、大エースと呼べる傑出した投手こそいなかったけれど、先発ローテーションの柱として活躍した投手は幾人もいた。


内藤尚行は、野村体制1年目の開幕投手で、この年はエースとして投手陣の中心となった。


野村克也監督1年目のドラフト1位入団、西村龍次はルーキーイヤーに二桁・10勝をマーク、これもローテーションの中心となった。


またこの年、宮本洋二郎が、対大洋戦8勝と大洋キラーとして活躍11勝とこれも二桁、奮闘した。


川崎憲次郎も二桁勝利投手となった。


このように、野村克也監督1年目は二桁勝利投手4人を輩出したが、抑えは高津臣吾が定着するまで不在であった。


野球は、投手陣そして守備陣がしっかりしていれば、そう大きくチームが崩れることもない。


この投手を含めた守備陣の編成に監督もチーム作りの基本を置いた。