後世に伝え残したい記憶〜プロ野球、監督

鶴岡一人監督は、南海ホークス一筋で選手・監督として過ごした。

１リーグ時代に優勝は２回あり、二リーグ制以降は９回の優勝を誇る。

その内日本シリーズでは、巨人と８回対戦があり、それ以外阪神タイガースと１度対戦があった。

パシフィックリーグ一筋と言えば、鶴岡一人監督から見て対戦チームとなるけれど、
西本幸雄監督
などがいる。

鶴岡一人監督は、新監督で優勝。

１リーグ時代だったために日本シリーズはなかったけれど、戦後再開されたプロ野球にぃて、最初の優勝監督となった。

西本幸雄監督も監督就任１年目で優勝を飾っている。

大毎オリオンズ・ミサイル打線を看板に、南海ホークスなどの強豪チームを押し退けて優勝を飾った。

ミサイル打線の中核、
三番・榎本喜八
四番・山内和弘
は、日本プロ野球史上でも屈指の三・四番コンビであろう。

西本幸雄監督もまた、バランスのとれた強豪チームを作るのが上手な監督であった。

それは、その後阪急ブレーブスや近鉄バファローズをそれぞれ、初優勝に導いた手腕でも頷ける。

阪急ブレーブス強豪時代の初期の主砲・長池徳二や花の44年トリオ・山田久志、加藤秀司、福本豊など強豪チームゆえとは言え、スター選手も続々生まれてきた。