後世に伝え残したい記憶〜プロ野球、ヤクルトスワローズ黄金時代への

チームの中心・三番・四番打者を固定できれば、強いチームになれる。


理想的なチームと思われるV9時代の巨人軍は、しっかりした主軸・王貞治長嶋茂雄が長年に渡ってチームを支えた。


野村克也監督時代の南海ホークスの三・四番は、門田博光野村克也自身であったが、この二人の全盛期が同一時代であったなら連覇も可能で、しかもかなり長く連覇の時代が続いたものと予想できる。


同様に野村ヤクルトスワローズも、広沢克己ともう一人、ジャック・ハウエルのような強打者が長くチームの中心として在籍していたなら、連続日本一も可能だったのではないであろうか。


王貞治長嶋茂雄のような不動の三・四番が長期に渡りチームの中心として君臨し続けるようなチームは長いプロ野球史でも非常に珍しいことなのだ。